12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2013年2月15日(金)9:00

宮古島漁協も追加を/共同23号

県、漁業権更新前に公聴会


海区漁業調整委員(右)の前で公述人らは意見を述べた=14日、宮古合同庁舎

海区漁業調整委員(右)の前で公述人らは意見を述べた=14日、宮古合同庁舎

 9月の漁業権一斉切り替えを前に県は14日、漁場計画案についての公聴会を宮古合同庁舎で開いた。共同漁業権の対象として、新規にシマダコ、ワモンダコ、サメハダテナガダコの3種を設定し、資源を増やしていく方針。3漁協(宮古島、伊良部、池間)の代表公述人は「多良間村地先の海域を含む共同漁業権23号は、これまで伊良部漁協と池間漁協が一緒になって免許をそれぞれ取得していた。9月の更新では、これまで入っていなかった宮古島漁協を追加してほしい」と意見を述べた。沖縄海区漁業調整委員会(山川義昭会長)では、今後意見や考え方を審議していく。


 山川会長のほかに、委員の上田不二夫さん、藤田喜久さん、漢那一浩さんの4人が出席。宮古島漁協元組合長の儀保正司さん、池間漁協組合長の長嶺厳さん、伊良部漁協組合長の友利義文さんが陳述した。 

 儀保さんらは「更新される共同漁業権23号では、資源管理の意味からもタコ、マガキガイ(方言名ティラジャ)、イセエビについても考えてほしい」と述べた。

 上田さんは「宮古の神事では、神様にタコを供える習慣があるので、神事のことを考慮して考えたい」と語った。

 共同漁業権 一定区域の漁民が一定の漁場を共同に利用して漁業を営む権利。都道府県知事が免許を交付している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!