05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 
産業・経済
2013年2月15日(金)9:00

宮古島漁協も追加を/共同23号

県、漁業権更新前に公聴会


海区漁業調整委員(右)の前で公述人らは意見を述べた=14日、宮古合同庁舎

海区漁業調整委員(右)の前で公述人らは意見を述べた=14日、宮古合同庁舎

 9月の漁業権一斉切り替えを前に県は14日、漁場計画案についての公聴会を宮古合同庁舎で開いた。共同漁業権の対象として、新規にシマダコ、ワモンダコ、サメハダテナガダコの3種を設定し、資源を増やしていく方針。3漁協(宮古島、伊良部、池間)の代表公述人は「多良間村地先の海域を含む共同漁業権23号は、これまで伊良部漁協と池間漁協が一緒になって免許をそれぞれ取得していた。9月の更新では、これまで入っていなかった宮古島漁協を追加してほしい」と意見を述べた。沖縄海区漁業調整委員会(山川義昭会長)では、今後意見や考え方を審議していく。


 山川会長のほかに、委員の上田不二夫さん、藤田喜久さん、漢那一浩さんの4人が出席。宮古島漁協元組合長の儀保正司さん、池間漁協組合長の長嶺厳さん、伊良部漁協組合長の友利義文さんが陳述した。 

 儀保さんらは「更新される共同漁業権23号では、資源管理の意味からもタコ、マガキガイ(方言名ティラジャ)、イセエビについても考えてほしい」と述べた。

 上田さんは「宮古の神事では、神様にタコを供える習慣があるので、神事のことを考慮して考えたい」と語った。

 共同漁業権 一定区域の漁民が一定の漁場を共同に利用して漁業を営む権利。都道府県知事が免許を交付している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!