12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2013年2月23日(土)9:00

32万6000㌧に上方修正/キビ生産見込み量

株出増え、当初比9000㌧増


原料搬入見込み量が上方修正された沖縄製糖宮古工場

原料搬入見込み量が上方修正された沖縄製糖宮古工場

 宮古地区4工場(沖糖、宮糖城辺、同伊良部、同多良間)管内の2012―13年期産サトウキビの生産見込み量は32万6170㌧と当初見込みの31万7120㌧と比べ約9000㌧増えた。日本分蜜糖工業会によると、県内工場の多くが下方修正した中で沖糖、宮糖城辺は上方修正した。


 総農家手取額(見込み)はトン当たり基準額の2万1164円で試算すると、約69億円となる。

 沖糖は残量調査を今月10日に行い、当初の生産見込量13万㌧を同比4000㌧増の13万4000㌧に上方修正した。株出面積が440㌶と前期の220㌶と比べて倍増し、押し上げた。全体の収穫面積は1882㌶と1990―91年期以来22年ぶりに、1800㌶台を回復した。

 13万㌧台は、10―11年期以来2年ぶりとなった。砂川玄悠専務は、13万㌧台を確保できた要因に、春植、株出栽培推進に伴う収穫面積の増加を挙げた。その上で「収穫後の畑の株出を早期に管理して栽培面積を今期以上に増やし、来期の増産につなげてほしい」と呼び掛けた。

 同工場管内の株出面積は10―11年173㌶、11―12年223㌶、12―13年440㌶と急増傾向にある。

 宮糖城辺工場は今月上旬に原料の残量調査を行い、当初の生産見込み量10万9000を同比5000㌧増の11万4000㌧に上方修正していた。

 伊良部工場の現時点における生産見込み量は、当初と同じ5万6150㌧、多良間工場も同じく2万1770㌧を見込んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!