12/18
2025
Thu
旧暦:10月28日 先勝 庚 
産業・経済
2013年2月23日(土)9:00

32万6000㌧に上方修正/キビ生産見込み量

株出増え、当初比9000㌧増


原料搬入見込み量が上方修正された沖縄製糖宮古工場

原料搬入見込み量が上方修正された沖縄製糖宮古工場

 宮古地区4工場(沖糖、宮糖城辺、同伊良部、同多良間)管内の2012―13年期産サトウキビの生産見込み量は32万6170㌧と当初見込みの31万7120㌧と比べ約9000㌧増えた。日本分蜜糖工業会によると、県内工場の多くが下方修正した中で沖糖、宮糖城辺は上方修正した。


 総農家手取額(見込み)はトン当たり基準額の2万1164円で試算すると、約69億円となる。

 沖糖は残量調査を今月10日に行い、当初の生産見込量13万㌧を同比4000㌧増の13万4000㌧に上方修正した。株出面積が440㌶と前期の220㌶と比べて倍増し、押し上げた。全体の収穫面積は1882㌶と1990―91年期以来22年ぶりに、1800㌶台を回復した。

 13万㌧台は、10―11年期以来2年ぶりとなった。砂川玄悠専務は、13万㌧台を確保できた要因に、春植、株出栽培推進に伴う収穫面積の増加を挙げた。その上で「収穫後の畑の株出を早期に管理して栽培面積を今期以上に増やし、来期の増産につなげてほしい」と呼び掛けた。

 同工場管内の株出面積は10―11年173㌶、11―12年223㌶、12―13年440㌶と急増傾向にある。

 宮糖城辺工場は今月上旬に原料の残量調査を行い、当初の生産見込み量10万9000を同比5000㌧増の11万4000㌧に上方修正していた。

 伊良部工場の現時点における生産見込み量は、当初と同じ5万6150㌧、多良間工場も同じく2万1770㌧を見込んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!