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2013年4月1日(月)9:00

春の訪れを詠む/育成会主催 春休み子ども俳句吟行・俳句会

特選に松原さんら5人


春の訪れを五感で感じながら俳句を詠む子どもたち=31日、カママ嶺公園

春の訪れを五感で感じながら俳句を詠む子どもたち=31日、カママ嶺公園

 宮古島ジュニア俳句育成会(伊志嶺亮会長)主催の春休み子ども俳句吟行・俳句会が31日、カママ嶺公園と市働く女性の家(ゆいみなぁ)で行われた。5歳から高校2年生までの25人が参加し、タンポポの花や心地よい風などを五感で感じながら春の訪れを俳句で詠んだ。特選には松原愛依さん(宮高1年)の「シーサーの口がすいこむ春の風」など5作品が選ばれた。


 同俳句会は、俳句づくりを通して、俳句に親しむとともに豊かな感性を育むことを目的に開催。今回は初めての取り組みとして俳句会も開催し、参加した子どもたちがお互いの作品の感想を述べ合いながら入賞作品10作品を自分たちで決定した。

 開会式では、「円虹」主宰の山田佳乃さんが参加した子どもたちに「この取り組みを毎年楽しみにしている。きょうは1日楽しみながらすてきな言葉で作品を作ってほしい」激励した。

 特選の作品は山田さんが選定し、特選の5人と入選者10人には図書カードがプレゼントされた。

 特選、入賞者は次の通り。

 【特選】松原愛依(宮高1年)「シーサーの口がすいこむ春の風」▽おおばゆきと(南小1年)「てつぼうでちょうちょみたいにまえまわり」▽おおば拓人(同3年)「チャンスだぞ春風に乗りホームラン」▽来間海空(西辺小5年)「かくれんぼ木のかげかくれる春の花」▽仲座望(宮高1年)「はるかぜにのって旅する木のはたち」

 【入選】来間ひなた(花園幼稚園)「たいようがあかるくみてるそらのした」▽葉山実音(西城小2年)「たんぽぽがかぜでゆらゆらわらってるよ」▽砂川詩奈(南小3年)「春にはねすみれの花がさいている」▽松本瀬名(東小6年)「新学期準備バッチリスタートだ」▽山里すみれ(平良中1年)「春風にふかれておしゃべり楽しいな」▽福原りく(久松小1年)「はるの雨虫たちよろこぶパレードだ」▽湧川美優穂(西城中1年)「ふんじゃダメすみれも必死に生きている」▽友利菜穂(平良中3年)「春休み来たかと思うとすぎていく」


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