12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2013年4月22日(月)9:00

トライアスロン宮古島大会 完走に笑顔広がる

大嶺さん、制限時間2分前フィニッシュ


制限時間2分前にゴールインを果たした大嶺さん(中央)は生徒たちの声援がパワーになった=21日、市陸上競技場

制限時間2分前にゴールインを果たした大嶺さん(中央)は生徒たちの声援がパワーになった=21日、市陸上競技場

 第29回全日本トライアスロン宮古島大会は早朝から季節外れの寒気に見舞われ、スイム競技が行われる与那覇前浜ビーチは大荒れの状態。大会実行委員会はスイム競技を取りやめ、初のデュアスロンによる競技開催となったが、厳しい気象条件の中でも、選手たちを支える宮古島大会の様子に変わりはなく、選手たちは一様に笑顔のフィニッシュを果たした。


 伊良部高校で地歴・公民の教鞭を執る大嶺祐介さん(28)は、今大会がトライアスロン初挑戦。コースのエイドステーションにはボランティアで教え子たちが待っていて、盛んに声援を送った。

 「何度もくじけそうになったが、結局、生徒たちの声援が後押しし、足は前へ前へと出て行った」と話した。総勢人余りの生徒がボランティアとして今大会に参加し、各エイドステーションで給水などの手伝いをしていたという。

 「試合への参加が決定したのも3月で、十分な練習もできていない状態だった。泳ぎが得意なので、スイムで稼ぐ予定がデュアスロンとなったため、それも果たせずに困り果てていた」と苦笑いした。

 それでも「先生」の歩みが止まらなかったのは心強い生徒たちの応援があったからこそ。「給水ポイントごとに生徒がいて、大きなパワーをもらったことが完走につながった」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!