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教育・文化
2013年5月24日(金)9:00

小中連携し英語の実践教育/宮古教育事務所

円滑移行を目指し研修会


小学校外国語活動担当教諭と中学の英語教諭が研修を受けた=23日、宮古教育事務所研修室

小学校外国語活動担当教諭と中学の英語教諭が研修を受けた=23日、宮古教育事務所研修室

 県教育庁宮古教育事務所主催の「小中・English Partnership Work」が23日、同事務所研修室で開かれ、市内の小学校外国語活動担当教諭と中学の英語教諭が実践的な外国語の学習方法や授業の進め方などについて学び意見交換した。


 研修会では同事務所の天久康社会教育主事が研修会報告を行った後、「小学校における外国語活動の実際」と題して、同教育事務所英語活動アドバイザーの狩俣聖子さんが講話した。

 狩俣さんは小学校での外国語に対する関心を高め、中学に入ってからの英語に対するモチベーションを維持するためには、小学校の段階でALTと連携しながら外国語によるコミュニケーション活動に重点を置くことが大事だとしながらも、中学進学後、受け入れる英語教諭は、「小学校で英語体験はしているものの、それが学習として定着しているわけではない。既習したものと思わずに英語に対する関心が損なわれないよう指導してほしい」とアドバイスした。

 また、昨年度、県内では初の「英語マイスター」の認定を受けた渡久山睦子教諭(北中)が、平良中在任中に行った小中連携の取り組み方法などについて紹介し講話した。

 質疑応答の後、参加した担当教諭らはグループに分かれてディスカッションし、小中連携の望ましい授業スタイルなどについて意見交換した。


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