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産業・経済 社会・全般
2013年5月25日(土)9:00

イモ菓子「んーぬ畑」開発/市の助成受け商品化



来月に販売を開始する紫イモを使用して開発された「んーぬ畑」

来月に販売を開始する紫イモを使用して開発された「んーぬ畑」

 宮古島産紫イモのペーストを使用して開発された和生菓子「んーぬ畑」が来月中旬から販売される。上野野原のお弁当工房ひまわりが商品化した。求肥に包まれた紫色のあんと生クリームが上品に調和。独特の触感とほのかな甘みを楽しめる生菓子だ。

 んーぬ畑を開発・商品化したのはひまわりの加藤育代さん。2011年に開催された紫イモレシピコンテストでグランプリを受賞した後、市の助成を受けて商品化に取り組んできた。

 しっとりとした食感のんーぬ畑は、求肥に包まれたイモペーストの深い紫色が印象的。適量の生クリームと併せて全体の美味を引き出しており、視覚と味覚の両方を楽しめる生菓子だ。

 商品化について加藤さんは「お客さんに喜んでもらえることを心掛けた。見た目も味もゆっくりと楽しんでほしい」と話した。
 んーぬ畑は来月中旬から販売を開始し、当面はひまわりの店頭で売り出す。価格は調整中。

 加藤さんは「宮古島市民の皆さん、農家、観光客の皆さんそれぞれに喜んでもらいたい」と話した。


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