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環境・エコ
2010年5月14日(金)16:28

随所に風通す工夫/エコハウスを公開

見学希望者を受け入れ/根間地区

床のすぐ上に設置された窓、吹き抜など風が立体的に通る仕組みなどを紹介する伊志嶺氏=13日、根間地区の市街地型エコハウス

床のすぐ上に設置された窓、吹き抜など風が立体的に通る仕組みなどを紹介する伊志嶺氏=13日、根間地区の市街地型エコハウス

市平良の根間地区に完成した宮古島市の市街地型エコハウス(環境共生型住宅)が13日、報道陣に公開された。格子戸や床のすぐ上に設置された窓、吹き抜けから立体的に風を通すなど、夏でも涼しく過ごせる工夫が随所に施されている。夏をめどに宿泊体験を開始する予定だが、現在は見学のみ受け入れている。

エコハウスとは、地域の気候風土や敷地の条件、住まい方に応じて自然エネルギーが最大限に生かされていて、身近に手に入る地域の材料を使うなど環境に負担をかけない方法で建てられる家。宮古島市は環境省から全国�のモデル地区の一つに選ばれ、国の支援により根間地区に約4800万円で市街地型を、城辺字友利の友利公民館近くには約3600万円で郊外型のモデルハウスを建設。現在は希望者を対象に見学会を実施していて、夏ごろからは宿泊体験も受け付ける。
 
 市街地型エコハウスは、間口が狭く奥行きの深い、市街地に多い土地を想定した奧に長い造りとなっていて、内装は湿度調整機能を持つ杉をふんだんに使用。建物南側には、通称「花ブロック」と呼ばれる風が通る空間のあるブロックで壁を作ることで、風は通しながら、強い日差しや台風などの衝撃から家を守る。玄関には施錠できる格子戸を設置。夜間や外出時でも玄関の戸を開けたままにし、風を通すことができる。
 1階に台所と食事室兼居間、洗面所、浴室、トイレ、寝室、2階には子ども部屋と広々とした学習室など。屋上には太陽光発電システムが設置されているほか、断熱材が敷き詰められている。
 
 設計した建築士の伊志嶺敏子氏は「エコハウスと言うと新しい試みのようだが、先祖の知恵を生かしている。防犯しつつ戸を開く格子戸などで自然の風を取り入れている」と語った。
 エコハウス見学の申し込み、問い合わせは市エコアイランド推進課(電話72・3751)まで。


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