03/20
2026
Fri
旧暦:2月2日 先負 癸 春分
産業・経済
2013年7月17日(水)9:00

台風7号 キビの塩害広がる/海岸線

農家 散水に懸命/市、対策会議招集へ


塩害の影響で葉が茶色に変色したサトウキビ=16日、城辺友利

塩害の影響で葉が茶色に変色したサトウキビ=16日、城辺友利

 台風7号による塩害が各地で広がっている。城辺七又や上野宮国の海岸線では広範囲にわたってサトウキビの葉が変色しており、生産農家や関係機関が懸念を強めている。宮古島市は近く干ばつ対策会議を開いて対応を協議。かん水作業を中心に生育の鈍化を防ぐ手立てを講じる方針だ。


 塩害は14日から表面化しており、サトウキビの葉が茶色に変わって枯れたように見える。変色は各地で見られるが、特に城辺七又や上野宮国の海岸線近くの塩害が目立つ。

 農家は台風通過後の13日からスプリンクラーをフル回転させているが、目に見える形で除塩の効果が表れていない。一部では「スプリンクラーを回しても、塩害がひどい地域では食い止められない」と除塩作業の限界を指摘する声もある。

 台風による停電も被害に拍車を掛けた。復旧が遅れた地域ではスプリンクラーによる除塩が行えず、強風で吹き上げられた塩がサトウキビに付着した状態で数日間放置され、被害の拡大を招いている。

 塩害はサトウキビの生育と直結するため、生産農家の心配は大きい。城辺地区の照屋秀雄さんは「除塩をしなければ大変な状況。生産組合の総会でもそういう意見が出ており、何らかの対策が必要」と話した。

 市は近く干ばつ対策会議を開いて対応を協議。塩害の状況を確認しながら効果的な対策を講じる。

 台風7号は、12日の昼前から13日未明にかけて約12時間、宮古島地方を暴風域に巻き込んだ。

 この台風の影響で農作物を中心に被害が発生。市が発表した被害速報によるとサトウキビは梢頭部の折損や葉の裂傷があり、被害額は1億5600万円(塩害を除く)に及んでいる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

2026年3月17日(火)9:00
9:00

「サンゴの楽園」シーズン到来

観光協 来月5日に海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月5日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。本格的なマリンレジャーシーズンの到来で、海びらき会場では盛りだくさんのプログラムで市民や…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!