12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2013年7月22日(月)9:00

宮古独自の対応組織を

認知症急増見据え提言/竹井医師


認知症の人を支える連携のあり方について理解を深めた講演会=21日、宮古福祉保健所

認知症の人を支える連携のあり方について理解を深めた講演会=21日、宮古福祉保健所

 うむやすみやぁす・ん診療所の竹井太院長が認知症患者の家族や介護職員らを対象に21日、宮古福祉保健所で講演(主催・認知症家族会みやこ)を行った。竹井氏は、高齢化に伴い急増する認知症に対処するために、今後は「認知症になっても楽しく生活できる地域連携型の宮古独自の仕組み作りが必要」と提言した。


 市内に住む認知症の高齢者は2395人(2013年3月末現在)に上り、65歳以上の人口(1万2133人)の19・7%を占めた。

 竹井氏は認知症の急増は目前に迫っているとし、認知症に対応する組織づくりは「後手に回ってならない」と強調した。具体的な介護内容には、患者と担当者が海水浴などで一緒に過ごすことなどを描く。連携作りには「率先して取り組みたい」と意欲を見せた。

 「認知症になっても本人の意志が尊重され、できる限り住み慣れた地域で暮らし続けられる社会」の実現を目指す国の「オレンジプラン」(13~17年度)も紹介した。

 認知症は脳の細胞が死んでしまったりして、生活に支障を来す症状が出る病気。予防には▽豊富な社会的交流▽適度な運動▽適量飲酒▽植物由来のビタミンC、Eや魚を多く摂る-などが有効とされる。認知症早期発見の重要さも強調した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!