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教育・文化
2013年8月6日(火)9:00

特選に川満さんら4人/夏休み俳句吟行・俳句会

文字数を指折り数えながら句を考える参加者たち=4日、大野山林

文字数を指折り数えながら句を考える参加者たち=4日、大野山林

 「2013夏休み子ども俳句吟行・俳句会」(主催・宮古島ジュニア俳句育成会)が4日、県立宮古青少年の家と大野山林で開かれた。幼稚園から高校生までの子ども約40人が参加。自然豊かな大野山林を散策しながら、木々や昆虫、雲や空など目に映るものらを題材に夏の句づくりに挑戦した。選考の結果、川満藍華さん(西辺小2年)ら4人の作品が特選に選ばれた。



特選を受賞した(左から)与那覇さん、満木君、西川さん、川満さん=4日、宮古青少年の家

特選を受賞した(左から)与那覇さん、満木君、西川さん、川満さん=4日、宮古青少年の家

 同会は、俳句誌「円虹」を主宰する山田佳乃氏を講師に招き、春休みと夏休みの期間中の年2回、開催されている。開会式ではジュニア俳句育成会の伊志嶺亮会長が「大野山林は宮古で最も自然豊かなところ。自然に触れて良い俳句をたくさん作ってください」とあいさつ。山田氏は句の中に必ず夏の季語を入れるよう呼び掛けた。

 俳句の題材を求め大野山林を歩く参加者たちは、山林にある植物や動物、夏からイメージできるものなどを言葉にし、文字数が「5・7・5」に当てはまるか指折り字数を確認しながら、俳句を詠んでいった。

 一人3句を完成させた参加者たちは宮古青少年の家に移動し、できあがった句をみんなで詠み、自分が良いと思う作品を選ぶ俳句会を実施。その後、山田氏が選考した特選4作品と入選9作品が発表され、受賞者に賞品が贈られた。山田氏は「良い句がたくさんあった。季節の言葉を入れて見たものを5・7・5にまとめて残していくと、それが夏休みの思い出として残っていく。日記のように俳句を作っても良いと思う」と語った。

 特選者とその作品、入選者は次の通り(敬称略)。

 【特選】川満藍華(西辺小2年)「じょろうぐも じぶんでえもの つかまえた」▽西川耀渚(福嶺小4年)「みあげれば にゅうどうぐもが あったんだ」▽満木海斉(西辺小5年)「ジョロウグモ 木のトンネルに とうせんぼ」▽与那覇小由利(宮高2年)「父と子の せんぷう機風の 争奪戦」

 【入選】砂川ほせ(南幼)▽砂川あんじ(城辺小3年)▽西川昌吾(福嶺小4年)▽瑞慶覧琉華(南小4年)▽与那覇麻伊(南小6年)▽砂川智穂(平一小6年)▽下地沙羅(下地中3年)▽平良暁子(同)▽仲座望(宮高2年)


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