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環境・エコ
2013年8月7日(水)9:00

ため池干上がる/大野山林

野鳥にも受難の夏/市が3000㍑注水


6日午後には市みどり推進課が応急措置として注水を行い、水場が広がった=6日、大野山林

6日午後には市みどり推進課が応急措置として注水を行い、水場が広がった=6日、大野山林

 まとまった雨の降らない日が続く宮古島地方。この影響で大野山林内にある野鳥の水場として設置されたため池(竜の池)が干上がり、今年は野鳥にとっても受難の夏となっている。


 この池を管理する市みどり推進課は、6日午前に応急措置として水を入れたバスタブ2個をため池内に設置。さらに午後には池の3分の1を区切った場所に6回の注水作業を行い3000㍑の水を注水した。

 同課によると、この池の水は7月上旬ごろから干上がり始めたという。「例年、台風や大雨で池の水があふれ出すことはあっても干上がることはなかった。このような状況は初めての経験。今回注水したがしばらく様子を見て注水の必要があれば再度行いたい」と述べた。

 大野山林には天然記念物の野鳥も多く生息している。

 注水作業が終わった6日の午後6時ごろにはアカショウビンが訪れ、水浴びをする光景も見られた。


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