12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
産業・経済
2013年8月20日(火)9:00

キビ夏植え始まる/2014-15年産

夏休みの孫ら手伝う


2節苗を植え付ける益田さんの孫たち=19日、城辺福中

2節苗を植え付ける益田さんの孫たち=19日、城辺福中

 2014-15年産サトウキビの夏植えが、始まっている。城辺福中の益田高明さんの畑では19日午前、孫らも手伝うにぎやかな作業光景が見られた。2節苗を畝間に落とし、足で土をかぶせる昔ながらの光景だ。


 孫の翔也さん(専門学校3年)は「家族一緒の仕事は楽しい。キビ代金は学資になるので、力が入る」と気合いを入れていた。

 福中周辺には、先月12日の台風7号の雨以来、降っていない。18日にスプリンクラーで人工雨を降らせて土を適度に湿らせ、植え付けとなった。

 益田さんは耕運機で、畝立てをした。ハーベスターを使う畑の畝幅は140㌢、手刈りの畑は120㌢に仕立てる。

 益田さんは「宮古の作物の中では、キビの所得が最も安定している。台風や干ばつに強い」と、キビの魅力を強調した。

 土の湿りは、片降りがあった旧平良市区や伊良部の東から南側一帯はほどよい。雨の少ない下地や上野、城辺の畑は乾いた状態で、農家は台風12号の雨に期待している。夏植えは10月ごろまで続く。

 県農業研究センター宮古島支所によると、宮古で最も普及が進んでいる「農林27号」の場合、植え付け時期は9月が最も良い。倒伏に伴い茎に裂け目ができる損害が、8月植えと比べて少ないという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!