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社会・全般
2013年9月3日(火)9:00

家出少年の早期発見を/宮古島署

活動強化で看板設置


看板を設置する宮城署長(左)と同署生活安全課の砂川久義課長=2日、宮古島警察署(宮古島警察署提供)

看板を設置する宮城署長(左)と同署生活安全課の砂川久義課長=2日、宮古島警察署(宮古島警察署提供)

 宮古島署(宮城英眞署長)は2日、「家出少年および福祉犯被害少年等の発見保護活動強化月間」に伴う看板を同署に設置した。関係機関・団体や地域住民に同月間を周知して家出少年の発見、保護活動を強化することが狙い。


 子どもの家出や深夜はいかいは夏休み明けの時期に多発傾向にある。夏休み中に生活リズムが崩れてしまうことなどが要因。

 家出少年の中には生活費を得るために窃盗を犯したり、出会い系サイトの利用を契機に性的被害に遭ったりすることがあるという。風俗店の業務に従事させられるなど、悪質な福祉犯罪の被害者になることも少なくない。

 このため警察では同月間を設定。家出少年を早期に発見、保護し、子どもたちを福祉犯罪から守るための活動を強化する。

 地域に対しては深夜はいかいや家出少年を発見、または少年に悪影響を与える犯罪情報を耳にした場合は警察に通報するよう協力を呼び掛けている。

 また、子どものことで悩みがある場合は、警察署(電話72・0110、内線271、272)や、ヤングテレフォンコーナー(電話098・862・0111、フリーダイヤルは0120・276・556)の利用を促している。


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