04/30
2024
Tue
旧暦:3月22日 赤口 甲 
社会・全般
2013年9月12日(木)9:00

交通死亡事故1年半「ゼロ」/宮古島署管内

酒絡み人身事故も0件

 宮古島署(宮城英眞署長)管内の交通死亡事故0件が6日で、昨年の3月7日から1年6カ月続き、9日現在も継続している。県内の14警察署のうち、0件を継続しているのは本部警察署の2年6カ月に次ぐ2番目の長さ。また宮古島署は14警察署の中で唯一、飲酒に絡む交通人身事故が1年1カ月と15日継続している(9日現在)。


 共に0件が続いていることについて宮城署長は「継続していることは自治体、関係機関、交通安全ボランティア、地域住民の理解と協力のおかげと感謝している」と述べた上で「しかしながら、いまだに飲酒運転で検挙される人が後を絶たないことから、現状は楽観視できない。警察としては、現状に即した指導と取り締まりを含め、交通事故防止のための施策に強力に取り組んでいきたい」と述べた。

 また、宮古島地区交通安全協会の宮里敏男会長は「お茶の間作戦など地道な活動が役に立っていると思う。飲酒運転根絶宣言事業所の数も増えて、地域の人たちの意識が高くなったことも大きな理由。交通死亡事故「0」が1年半、飲酒に絡む人身事故「0」が1年以上継続している。これはボランティア活動としてもとてもやりがいがある。これからもしっかり活動していきたい」と話した。

 2011年2月1日から始まった「飲酒運転根絶宣言」をしている事業所数も、9日現在で192事業所、4780人で、宮古島署は各事業所で根絶宣言をして、交通安全意識が高くなっていることも「0」継続の大きな要因とみている。

 宮古島署管内では2013年1月1日から9月9日までの飲酒運転検挙数が57件で、このうち酒酔いが5件、酒気帯びが52件だった。また、検挙数全体のうち、21件(酒酔い1件、酒気帯び21件)が早朝の検問によるもので、これが全体の約37%を占めており、宮古島署は節度ある飲酒を呼び掛けている。

 昨年同期の飲酒運転検挙数は69件(酒酔い1件、酒気帯び68件)で、今年は12件減少している。

 県内14警察署の中で、交通死亡事故0件を1年以上達成したのは本部署(7回)、嘉手納署(6回)、豊見城署、石川署(3回)、糸満署(2回)、宜野湾署(1回)と宮古島署の8署。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!