12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2013年9月18日(水)9:00

世界的作曲家の指導法学ぶ/宮古吹奏楽OB会

ヴァンデルロースト氏が講話


ヴァンデルロースト氏(右)が熱のこもった指導を行ったクリニック=15日、宮古高校

ヴァンデルロースト氏(右)が熱のこもった指導を行ったクリニック=15日、宮古高校

 世界的に有名な作曲家のヤン・ヴァンデルロースト氏と県吹奏楽連盟会員との交流を図ることを目的とした吹奏楽指導者クリニックが15日、宮古高校音楽室で行われた。


 クリニックには、同連盟に加盟している学校の吹奏楽部を指導する教諭らが参加。宮古高校吹奏楽部と、宮古吹奏楽OB会(狩俣政作会長)の会員約50人が演奏を行いヴァンデルロースト氏の指導方法を学んだ。

 このクリニックは、同氏が客員教授を務める名古屋芸術大学が主催し、県吹奏楽連盟が共催で国内では那覇高校と宮古高校で開催された。

 同氏が作曲したコンサートマーチ「アルセナール」と希望の歌(SONG OF HOPE)を講習曲に、クリニックは行われた。

 演奏を聴いたヴァンデルロースト氏は「よく練習されて素晴らしい演奏だった」と感想を述べた上で、演奏の抑揚などについて指導。参加した教諭らは今後の指導方法に生かそうと、ヴァンデルロースト氏の指導内容に真剣な表情で聞き入っていた。

 同連盟に加盟している宮古吹奏楽OB会の狩俣会長は「離島の子どもたちは普段こうした経験がなかなかできないので実現できて良かった。指導者たちも高いレベルの指導法を学べたので、今後の活動に生かしてくれればうれしい。これからもこうした取り組みを展開していきたい」と述べた。

 ヴァンデルロースト氏は、ベルギー出身でベルギーのレメンス音楽院で講義するほか、名古屋芸術大学、洗足学園音楽大学などの客員教授を務めている。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!