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教育・文化 社会・全般
2013年9月26日(木)9:00

将来の目標堂々と

多良間で米国滞在報告会/糸数さん、外間さん


派遣された糸数さん(前列中央)と外間さん(同左から2人目)がホームステイ期間中の出来事や学んだことなどを報告した=20日、多良間村役場

派遣された糸数さん(前列中央)と外間さん(同左から2人目)がホームステイ期間中の出来事や学んだことなどを報告した=20日、多良間村役場

 【多良間】国際的視野の広い、時代を担う人材育成を目的に実施している「多良間村少年海外奨学生派遣」の報告会が20日、多良間村役場で行われた。


 報告会では、夏休み期間中に、アメリカ合衆国にホームステイした多良間中学校3年の糸数萌さんと外間瀬南さんが期間中に経験し学んだことを報告し、さらなる飛躍に決意を示した。

 糸数さんは「日本では一度も行ったことのない教会に行ったり、いろいろな面で日本とは違う部分を自分の目で見て体験できて良かった。また、英語でしゃべることが今まで以上にできるようになった。将来は国際科の高校に行けるように受験勉強を頑張りたい」と意欲を示した。

 外間さんは「少しホームシックになったが、教会、映画館、キャンプなどで楽しく過ごせた。一番の思いでは家族全員でテーブルを囲んで夕食を食べたこと。今回の経験で学んだことを生かして授業でも積極的に発言し、英検の資格を取れるように頑張りたい」と述べた。

 同村教育委員会の福嶺常夫委員長は「2人とも今回のホームステイで多くのことを学び学校でも活躍している。その成果を後輩達にも繋げていってほしい、東京オリンピック開催決定で英語も注目されているので今回の経験を役立ててほしい」と語った。

 そのほか、保護者を代表して外間正人さんが「1カ月間のホームステイを終えてたくましく成長したと思う。2人はもうすぐ島を離れるが今回学んだ事を忘れずにいろんなことにチャレンジして将来にこの経験を生かし活躍することを期待している」と述べた。


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