12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2013年10月1日(火)9:00

1000㌧の出荷目指す/トウガンの植え付け始まる

植えて間もないトウガンの手入れをする山口部会長=30日、上野

植えて間もないトウガンの手入れをする山口部会長=30日、上野

 JAおきなわ宮古地区営農振興センターが本土に出荷している主要野菜トウガンの植え付けが始まった。端境期(冬春期)の出荷野菜で、宮古の同時期の生産量は全国で最も多い。2013年度は72戸の農家で出荷量1000㌧、販売額1億8000万円を目指す。出荷は12月上旬に始まり、来年5月ごろまで続く。

 トウガンは低カロリーのヘルシー食品。ビタミンCや高血圧に有効とされるカリウムを多く含む。料理は煮物などに向き、国内消費は増える傾向という。

 山口修JAトウガン専門部会長は「トウガンは収入が安定している野菜。栽培に失敗することもないので、施設園芸を始める人に向く」と述べ、青年の新規参入に期待した。10㌃から20㌧収穫した場合、手取り200万円は可能という。

 宮古産のトウガンは出荷量が安定し、県の野菜品評会で毎年のように金賞を受賞するなど、品質面での評価も高い。

 市場の評価は高く、05年度のキロ単価は約190円と堅調に推移した。出荷量は969㌧、販売額は1億8600万円だった。

 山口部会長は「ブランド化に向けては、条件とされる『定時、定量、定品質』の構築に努めたい」と抱負。県野菜品評会での金賞受賞にも強い意欲を見せた。

 宮古島市産のトウガンは05年、ブランド産地化を視野に、県の拠点産地認定品目に認定されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!