友利さんが1500㍍で県新/全日本マスターズ陸上
立津さん走高跳V、亀濱さん上位入賞
第31回全日本マスターズ陸上競技選手権大会が17~19日、東京国立競技場で行われ、宮古島市の友利ヨシ子さん(56)がW551500㍍を5分42秒45の県記録で優勝した。立津辰雄さん(60)はM60走高跳に出場し、1㍍53で優勝した。亀濱敏夫さん(84)はM80400㍍、同800㍍などで上位入賞した。
友利さんは、W55の800㍍にも出場して3位に入り、記録は2分50秒54の県記録。2種目で県記録を更新する快挙を達成した。友利さんは「予想以上の良い結果に自分でも驚いている。今の自分の力から言えば、結果はとても満足です」と喜びを話した。
M60走高跳を制した立津さんは、1㍍35から跳び、優勝記録の1㍍53までノーミスでクリアした。ここから大会記録を更新するために1㍍56までバーを上げたが、失敗して更新はならなかった。
立津さんは「年の割には1㍍53を跳んで優勝できたので結果には満足している。ただ大会記録を跳べなかったのは残念。会場の雰囲気に緊張して助走がうまくいかなかった」と次回大会以降の記録更新に意欲を示した。
亀濱さんはM80の400㍍、800㍍、1500㍍の3種目に出場した。400㍍は4位、800㍍2位、1500㍍3位とそれぞれ上位に入賞し「自分では良い走りができたと思う。また来年に向けて頑張りたい」と喜びと決意を話した。