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2013年11月16日(土)9:00

島の産物を一堂に/那覇で離島フェア開幕

初日から多くの人出でにぎわいを見せた離島フェア=15日、沖縄セルラーパーク那覇

初日から多くの人出でにぎわいを見せた離島フェア=15日、沖縄セルラーパーク那覇

 【那覇支社】「伝える 島の伝統 島の産物を」をキャッチフレーズにした「離島フェア2013」(主催・同開催実行委員会)が15日、沖縄セルラーパーク那覇(那覇市奥武山公園)で開幕した。17日まで県内18の離島市町村の特産品販売や伝統芸能紹介、展示会など多彩な催しを繰り広げる。

 オープニングセレモニーには、宮古島市の下地敏彦市長や多良間村の伊良皆光夫村長も出席。同委員長の外間守吉与那国村長や仲井真弘多知事の主催者ら関係者と、くす玉を割り開幕を告げた。

 今年で25回目を迎えるフェアには、122社・団体が1013品目を出展。うち宮古島市からは20社・組合、多良間村からは2社がそれぞれ参加した。

 伊良部島の「食品つむかぎ」代表の山口淳子さんは「仲井真知事と下地市長にグルクンの南蛮漬を買ってもらった」とうれしそう。「多良間農産開発」代表の美里絹代さんは、かち割り黒糖を袋詰めしながら「500㌘袋が人気でよく売れる。この調子で90㌔の黒糖を売り尽くしたい」と声を弾ませた。

 宮古の出展業者を見て回った下地市長は「宮古の人の活力を感じた。商品を開発する意欲が素晴らしい」、伊良皆村長は「離島フェアを通して、島の特産品を県民や観光客に広くアピールできる良い機会」とそれぞれ感想を語った。

 在沖の宮古郷友らも駆け付け、故郷の特産品を買い求めながら宮古島の近況に話に花を咲かせていた。


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