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教育・文化
2013年11月20日(水)9:00

夢実現の秘訣を伝授/北小

砂川さんが教育講演


児童たちは砂川さんの講話に惹きつけられた=19日、北小学校体育館

児童たちは砂川さんの講話に惹きつけられた=19日、北小学校体育館

 4人の息子を甲子園に送り出した経験を持つ父として近年、県内多くの小中高で講演依頼を受けている砂川正美さん(52)を招いての教育講演会が19日、北小学校(平良隆校長)で開かれた。「夢を叶える愛言葉、ありがとう」と題した講演に児童たちは目を輝かせながら聞き入った。砂川さんが語る様々なエピソードに子どもたちは惹きつけられ、講演後も多くの児童が砂川さんに質問を投げた。

 宮古での砂川さんの講演は同校が初めて。両親が城辺比嘉の出身だが、砂川さん自身は那覇生まれの那覇育ちで現在、「そてつの森工房逢人夢」の代表を務める傍ら学校や企業からの講演依頼を受けている。高校時代、自らも真和志高校の2年生エースとして栽監督率いる豊見城高校を破り県高校野球秋季大会を制した経験を持つ。

 講演で砂川さんは自分の夢を実現する秘訣を子どもたちに伝授した。①正々堂々と夢を決め、その夢を紙に書いて張り出すこと②夢が実現し自分が輝いている姿を想像すること③夢を応援してくれるファンづくりのため、心からのあいさつを行うこと④履き物をそろえること⑤「ありがとう」の言葉を口に出して感謝の気持ちを伝えること-の五つを励行すれば、「どんな夢でも必ずかなう」と述べた。夢を実現するために五つのことを実行した友人の子が人気アイドルグループAKB48の指原莉乃であることや、4人の息子たちが全員、甲子園に出場し活躍したエピソードなどを話した。

 砂川さんは、自ら考案した「夢」と「ありがとう」を組み合わせたデザイン文字を掲げながら、「感謝の言葉を口にすれば、目に見えないラッキーなことが訪れ、やがてみんなの夢は実現する」と話し子どもたちを勇気づけた。

 楽しくためになる講演に子どもたちは真剣な表情で聞き入り、講演後の質問では「これまでに実現した夢はあるか」「今の自分の夢は何か」など多くの質問が出され、砂川さんは一つ一つ丁寧に答えていた。


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