04/30
2024
Tue
旧暦:3月21日 大安 癸 
教育・文化 社会・全般
2013年12月1日(日)9:00

宮古上布の発展祈願

創製者、稲石刀自に感謝


稲石香炉前で柏手(かしわで)を打ち、宮古上布の発展を祈願する長濱理事長=30日、宮古神社

稲石香炉前で柏手(かしわで)を打ち、宮古上布の発展を祈願する長濱理事長=30日、宮古神社


 宮古上布創製者、稲石刀自の功績を顕彰する稲石祭(主催・宮古織物事業協同組合)が30日、旧宮古神社跡地の稲石香炉前で行われた。関係者が一堂に会し、香炉に手を合わせて宮古上布の末永い継承に決意を新たにした。


 主催者を代表して同組合の理事長を務める長濱政治副市長は「宮古上布は500年以上前に創製され、それが宮古を支えてきた。われわれは宮古上布をしっかりと継承し発展させる責務がある。稲石がこれまで宮古島に与えてきた功績に感謝したい」とあいさつした。
 稲石の夫真栄は中国から帰国途上の琉球の進貢船を遭

難から救ったことで、下地の頭に任じられた。稲石は、夫の栄進に感激し、その恩に報いようと布を織り、琉球王に献上。この織物が宮古上布と呼ばれるようになった。現在は国指定の重要無形文化財、県指定の伝統工芸品。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!