葉タバコの種まく/伊良部地区
生産農家が豊作祈願
3日に城辺と上野地区でスタートした宮古地区の2014年産葉タバコの播種式が4日、伊良部地区でも行われ、生産農家らが豊作を願って葉タバコの種をまいた。
播種式で伊良部葉たばこ生産組合の池間広樹総代は「14年産葉タバコの播種式を皆さんとこうして迎えることをうれしく思う。きょうは豊作を願って種を植え付けてほしい」とあいさつした。
伊良部地区の生産農家は14戸で、栽培面積は4744㌃。宮古地区全体では今期、138戸の農家で26億4000万円の販売を目指している。
池間総代は「今年は県たばこ耕作組合の表彰で伊良部地区の生産農家が表彰されなかったので、来年は多くの農家が表彰されるよう頑張りたい」と意欲を示した。
そのほか播種式では、池田盛健城辺葉たばこ生産振興会長が「伊良部産地は底力があるので来年は良い成績が残せると思う。14戸の農家が一丸となって頑張ってほしい」とあいさつした。
この後、参加者たちが豊作を願って用意された葉タバコの種を丁寧にまいた。
葉タバコ栽培は育苗や仮植を経て、1月下旬から植え付けを行い、大切に育てた後、3月下旬から収穫が始まる。