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スポーツ
2013年12月8日(日)9:00

プロの指導で技術磨く/宮古で野球キャンプ

田口さんらコーチ


「バントは足でタイミングを取る」などの打撃指導をする田口さん(左)=7日、市民球場

「バントは足でタイミングを取る」などの打撃指導をする田口さん(左)=7日、市民球場

 草野球キャンプIn宮古島(主催・宮古島オリックス協力会)が7日、市民球場で元オリックス・バファローズの田口壮さんを特別講師に迎えて始まった。コーチは田口さんのほか同球団2軍投手コーチの小林宏さんと同2軍の赤川貴弘トレーニング兼コンディショニングコーチが務めた。きょう8日は宮古選抜とキャンプ選抜チームの親善試合が行われる。


 この日は開会式後、参加者33人(島外30人、島内3人)が赤川コーチの指示でウオーミングアップやランニングをこなした。

 キャッチボールでは田口さんが「草野球は肘から先の使い方をマスターすれば十分。プロ野球でも長期にわたって活躍している選手は投球が上手な人ばかり」と投球の大切さを説明した。

 打撃練習では、バントをする際には足でタイミングを取ることや、走塁するときの注意点などを指摘した。

 午後からの投球練習では小林コーチがブルペンで「ボールを放すときは指の腹の部分が捕手に向くように」など基本的な指導をし、一人一人の投球練習を見ながらフォームの修正点などを指摘した。

 東京から参加した馬渡豪さん(22)は「草野球では試合前に余り柔軟体操などをやらない。これだけみっちりやると、キャッチボールでも思うように体が動いて楽しい」と感想を語った。

 また3月に宮古島に移住してきた関根正樹さん(22)は地元からの参加。「幼稚園から野球をしているが、ストレッチ(柔軟体操)からキャッチボール、打撃と全てがつながっていることが分かった。小中高で教わらなかったことが学べてとても楽しい」と話した。

 練習に先立ち行われた開会式で宮古島オリックス協力会の会長を務める長濱政治副市長が「野球が大好きな皆さん、ようこそ宮古島へ。スポーツアイランド宮古島で、この球場を活用して、プロの指導をしっかりと受けて楽しんでほしい。2日間のキャンプをけがのないように頑張って」と参加者を歓迎した。

 田口さんはコーチ陣を代表して「宮古島はキャンプ地として最適です。われわれも野球とはどんなものかを、全力で伝えられればと考えている。けがに注意して頑張りましょう」とあいさつした。

 ミス宮古の岩崎つかささんからコーチ陣に花束が贈呈され、田口さんが代表して受け取った。


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