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政治・行政
2013年12月28日(土)9:00

市長が職員に訓辞/市役所で仕事納め



市長の仕事納めのあいさつを聞く職員たち=27日、市役所平良庁舎1階ロビー

市長の仕事納めのあいさつを聞く職員たち=27日、市役所平良庁舎1階ロビー


 12月28日が土曜日に当たる今年は27日が官公庁の仕事納めとなった。市役所平良庁舎では勤務時間終了後に1階ロビーで仕事納めの会が開かれ、下地敏彦市長が職員に1年間の頑張りをねぎらう言葉を掛けるとともに、新年に向けては「市民のために役立つことを考える1年にしてほしい」と市民サービス向上へさらなる努力を求める訓辞を述べた。


 下地市長は一括交付金導入2年目となった今年を振り返り、「1年目で戸惑った昨年からグレードアップした形で、本当に市の振興発展のためになることをするという考えで、各部から事業を出してもらった」との思いを語った。一括交付金については「あと8年しかないと思うべき」との考えを示した上で、「その間に私たちは宮古島市の将来を見据えて、大きな事業として取り組むべきことがある」と強調。新年に向けては「これから知恵を出してもらい、本当に市民のために何が役立つのかをしっかりと考える1年にしてほしい」と呼び掛けた。

 市町村合併から8年が経過し、各市町村から引き継いだ事業を見直す必要性を指摘する下地市長。新年度予算編成に向けては「昨年も行ったから今年もやるという姿勢ではなく、より充実した市民サービスのためにどうすべきかとの視点で仕事に励んでほしい」と要望した。

 現在進めている職員定数削減の実現に向けては「より効率よく、しっかりと仕事に取り組むことが必要」と指摘。「市の職員であるという誇りと自覚を持って、自分たちが市を支えるのだという気概で、来年も一緒に頑張ろう」と激励した。
 下地市長は同日、下地、城辺、上野、伊良部の各庁舎や庁舎外に事務所を置く部署も回り、職員に訓辞を述べた。

 一方、多良間村では伊良皆光夫村長が仕事納めのあいさつで「2013年は多良間村制百周年という記念すべき年、飛躍する年だった。新しい年はさらに多良間村が発展し、村民が健康で何事にも頑張っていくことや、村民とともに村政が進められていく事を願いたい」と述べた。


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