12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
産業・経済
2014年1月10日(金)9:00

1万人定住計画が始動/ユニマットグループ

既存ホテルの改修に着手

 宮古島市上野で南西楽園リゾートを運営するユニマットグループの「リタイアメント・コミュニティー宮古島」事業が動き出した。主に団塊の世代を対象に高級分譲や賃貸住宅を整備する計画で、将来的には1万人の定住を目指す。すでにリゾートホテルのブリーズベイマリーナやアラマンダの一部を分譲・賃貸住宅とする改修工事に着手しており、2月末から入居が始まる。リゾート型のリタイアメント・コミュニティー整備は国内初。

 同グループは「1万人の街づくり」をテーマに同計画を策定。当面は分譲や賃貸住宅の整備を行い、将来的にはマンションを建設するなどして定年を迎えた団塊世代を呼び込む。

 全国的にも例がないリゾート型のリタイアメント・コミュニティーの強みを最大限に生かす。南岸の雄大な自然に囲まれたコミュニティーを前面に打ち出して団塊の世代や富裕層に豊かな環境をアピール。飲食店やショッピングモール、医療機関も充実させて永住できる環境を整える方針だ。

 改修工事は、第1期としてアラマンダに16室を分譲、ブリーズベイには分譲10、賃貸17戸を整備する。同グループによると、すでに予約が入っており、2月末から入居が始まるという。

 同グループは過去20年以上にわたって南岸リゾート開発を手掛けてホテルやゴルフ場を整備。今回のリタイアメント・コミュニティーの整備によって一層の誘客と定住の促進を図る。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!