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産業・経済
2014年1月10日(金)9:00

1万人定住計画が始動/ユニマットグループ

既存ホテルの改修に着手

 宮古島市上野で南西楽園リゾートを運営するユニマットグループの「リタイアメント・コミュニティー宮古島」事業が動き出した。主に団塊の世代を対象に高級分譲や賃貸住宅を整備する計画で、将来的には1万人の定住を目指す。すでにリゾートホテルのブリーズベイマリーナやアラマンダの一部を分譲・賃貸住宅とする改修工事に着手しており、2月末から入居が始まる。リゾート型のリタイアメント・コミュニティー整備は国内初。

 同グループは「1万人の街づくり」をテーマに同計画を策定。当面は分譲や賃貸住宅の整備を行い、将来的にはマンションを建設するなどして定年を迎えた団塊世代を呼び込む。

 全国的にも例がないリゾート型のリタイアメント・コミュニティーの強みを最大限に生かす。南岸の雄大な自然に囲まれたコミュニティーを前面に打ち出して団塊の世代や富裕層に豊かな環境をアピール。飲食店やショッピングモール、医療機関も充実させて永住できる環境を整える方針だ。

 改修工事は、第1期としてアラマンダに16室を分譲、ブリーズベイには分譲10、賃貸17戸を整備する。同グループによると、すでに予約が入っており、2月末から入居が始まるという。

 同グループは過去20年以上にわたって南岸リゾート開発を手掛けてホテルやゴルフ場を整備。今回のリタイアメント・コミュニティーの整備によって一層の誘客と定住の促進を図る。


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