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産業・経済
2014年1月16日(木)9:00

糸モズク収穫始まる/平良狩俣

天気に恵まれ品質上々


糸モズクを収穫し港に帰った漁船=15日、狩俣漁港

糸モズクを収穫し港に帰った漁船=15日、狩俣漁港

 伝統的な養殖モズク産地の平良狩俣で、糸モズクの収穫が始まった。現在収穫中のモズクは、年明け以降天気に恵まれ上々の品質という。モズク価格は、過剰在庫のために低迷していたが、2年前から持ち直した。


 狩俣の糸モズクは、昨年10月網に種を付けて沖に出し、栽培管理を経て収穫にこぎ着けた。収穫は3月末ごろまで続く。

 生産量が少なく希少価値の高い糸モズクは、太モズクと比べて価格が高い。価格は一時期低迷していたが、現在はキロ単価150円程度に回復した。

 モズクの在庫は昨年の不作を受けて底を突き、今年は高値が予想されるという。

 狩俣は県内有数の糸モズク産地で知られる。1983(昭和58)年に狩俣モズク生産グループを結成。会員らは互いに切磋琢磨して技術を磨き産地を守り育ててきた。

 現在の組合員は25人。結成以来辞めた人はほとんどいない。会員の一人は「価格が低迷し苦しい時は、互いに励まし協力し合って乗り越えてきた」と話した。


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