12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
産業・経済
2014年1月19日(日)9:00

粗糖1500㌧を初出荷/沖糖宮古工場

糖度は上昇傾向


コンベヤーから船倉に流れ落ちる粗糖=18日、平良港

コンベヤーから船倉に流れ落ちる粗糖=18日、平良港

 沖縄製糖宮古工場(砂川玄悠工場長)は18日、サトウキビを原料に製造した粗糖1500㌧を初出荷した。同工場管内の今期のキビは前期実績と比べ約4000㌧少ない13万㌧を見込む。歩留まりは12・4%、製品(粗糖)生産は1万6100㌧を目指す。

 同工場は8日の操業開始以降、毎日24時間製糖を続け初出荷となった。

 粗糖の初荷は大型トラックが、工場と港を行き来して運んだ。黄金色の粗糖はコンベヤーで運ばれ、船倉に流れ落ちた。初荷は愛知県の伊藤忠製糖でグラニュー糖や上白糖などに精製される。

 沖糖には17日までに1万6398㌧のキビが搬入された。平均糖度は13・4度と基準糖度帯(13・1~14・3度)に入り、操業初日の13・2度より0・2度上昇した。

 糖度区分別の原料構成比は13・0度以下が34・2%。13・1~14・3度(基準糖度帯)が51・7%、14・4度以上が14・1%で65・8%が基準以上となった。

 初日に44%もあった基準以下は17日の当日搬入分だけでみると26・9%に低下しており、糖度は上昇傾向にある。

 トン当たり農家手取額は2万1435円で基準額の2万1554円を119円下回った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!