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教育・文化
2014年2月11日(火)9:00

下地さん(宮高2年)県知事賞/21世紀ビジョン作文コン

「沖縄21世紀ビジョン高校生作文コンクール」表彰式で県知事賞を受賞した下地可南子さん=10日、県庁

「沖縄21世紀ビジョン高校生作文コンクール」表彰式で県知事賞を受賞した下地可南子さん=10日、県庁

 【那覇支社】県の2013年度「沖縄21世紀ビジョン高校生作文コンクール」表彰式が10日、県庁特別会議室で行われ、県知事賞に宮古高校2年の下地可南子さんの「「一人」から「一四〇万人」へ」が受賞した。


 県は県内の高校生を対象に、沖縄の未来像を描いた同ビジョンの周知を図るため、「沖縄の将来像実現のために、私が提案したいこと、できること」をテーマに同コンクールを実施した。

 今回は13年9~10月末の募集に対し、宮古高校や宮古総合実業高校など13校から380点の応募があった。作品内容が自ら積極的に取り組めるか、沖縄の将来像実現に向けた提案かなどを勘案した審査の結果、県知事賞に下地さんら5人、優秀賞に10人、入選35人の計50人が入賞した。

 表彰式で、謝花喜一郎企画部長は「沖縄の将来を予想以上に真剣に考え頼もしく思う。今後は皆さんの描いた将来像の実現に向けて頑張りたい」」と述べた。

 受賞者代表であいさつした下地さんは「大学に進学して英語力を高め留学などにも挑戦し、世界に向けて視野を広げたい。将来は教育面で沖縄に貢献したい」と抱負を述べた。 

 下地さんは作品で、沖縄の理想の将来像を「140万県民一人ひとりが自分が沖縄について一番良く知っていると自信を持って言える沖縄」として、「沖縄の文化・歴史に関する知識と、自分の言葉で国内外の人々に伝える伝達力の育成が重要」と指摘。その上で、「今以上に関心を持ち、主体的に学ぶ。そうすれば、沖縄は唯一無二の堂々たる県になっているに違いない」と訴えた。

 県では下地さんらの受賞作品を「沖縄21世紀ビジョン基本計画と実施計画」ホームページで公表する。


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