04/29
2024
Mon
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
社会・全般
2014年2月14日(金)9:00

豚肉など売れに売れ/市内スーパー

ジュウルクニツ商戦ピーク


ジュウルクニツ定番食材の豚肉が飛ぶように売れた=13日、市内のスーパー

ジュウルクニツ定番食材の豚肉が飛ぶように売れた=13日、市内のスーパー

 市内のスーパーなどでは13日、あす15日(旧暦1月16日)の「ジュウルクニツ」祭に使う商品の販売商戦がピークに入った。「グソー(あの世)の正月」とされる宮古の一大行事。スーパーは定番食材の豚肉や紅白カマボコなどを買い出す客で混雑した。

 豚肉と紅白カマボコの売れ行きは、通常の日の5倍。店員らは「陳列台に置いても置いても間に合わない」とうれしい悲鳴を上げていた。

 伊良部に住むヤームトゥ(本家)の嫁の仲宗根シゲさんは豚三枚肉や紅白カマボコ、ゴボウ、シイタケ、コンブ、モチ、生菓子、ミカン、バナナ、リンゴ、神様のお金とされる打ち紙などを、買い物籠いっぱいに買った。

 仲宗根家の墓前には、約人の家族や親せきが集うという。「神様と一緒に、そろってごちそうを食べながら楽しく過ごし、一族の健康を願いたい」と笑顔いっぱいに話した。

 佐良浜の主婦はジュウルクニツ用に泡盛の1升瓶6本を買った。墓前に集まるのは約30人。「6本でも足りないよ」と佐良浜地区のジュウルクニツの盛大な様子を話した。

 ジュウルクニツ 後生の正月といわれる年中行事。一族が墓前にそろって先祖を供養する。料理は紅白カマボコや豚肉の煮付け、赤く染めたイカやタコ、タマゴなどが定番。料理を供え、あの世のお金とされる打ち紙を焼き、焼香した後は酒宴となる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!