05/06
2024
Mon
旧暦:3月28日 赤口 庚 
産業・経済
2014年2月28日(金)9:00

適切管理で増収を/サトウキビ株出し栽培

管理機実演会で認識共有


実演会で株出し管理機の性能を再確認する参加者=27日、平良松原

実演会で株出し管理機の性能を再確認する参加者=27日、平良松原

 サトウキビの株出しを管理する機械の実演会が27日午後、平良松原の圃場で行われた。生産農家ら関係者約50人が参加し、適切な株出し管理に伴う増収に向けて認識を共有した。宮古ではここ数年、株出しが急速に拡大しており、今期の利用申込面積は776㌶。27日現在「利用は順調」(さとうきび対策室)で施工率は4~5割とみられる。

 宮古地区で稼働している株出し管理機は計55台。この管理機を効率的かつ効果的に運用することを目的に実演会を開いている。2013年度は3回目。

 実演会の冒頭、さとうきび技術員会の平良正彦会長は「株出しが急速に増えているが、反収が今期は平均4㌧台とみられている。これでは株出しが低コストとは言っても農家のやる気が失われる」と懸念。「この実演会を通して、適切な株出し管理の早期実施を呼び掛け、反収の増加につなげていきたい」と述べた。

 この後、管理機の実演が行われた。参加者は▽株ぞろえ▽施肥▽農薬散布▽除草剤散布-と一度に四つの作業を同時にこなす管理機の性能を再確認した。

 実演会ではこのほか、製糖工場への今期サトウキビの搬入状況をはじめ補助事業、新しいキビの品種、メイチュウ類防除についての説明があり、参加者が情報を共有。一層の増産に向けて決意を新たにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!