12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2014年4月20日(日)16:53

速報・第30回全日本トライアスロン宮古島大会

スイム(3㌔) 西内がトップ/外国人選手を抑える


スイムスタート

スイムスタート

 1528人が出場し午前7時、最初のスイムがスタートした。
 太陽を背に受けながら、まずは沖に向かって泳ぎその後、岸から右方向へ進路を取った後、最後は岸に帰ってくる3㌔のバトル。
 スタートから西内洋行、サイモン・ユン(ドイツ)、ビクター・アロシュン(ウクライナ)の有力選手3人が抜け出し、トップ集団を形成。4位以下を大きく引き離して縦1列に水しぶきを上げる。
 岸へ向かう最終2㌔地点に入っても先頭集団は変わらず。
 岸を目前にした3人は、縦一列から横一列に並んでラストスパートをかける。
 トップで岸に上がったのは西内、ほとんど差がなく2位アロシュン、3位ユン。
 前回総合2位の河原勇人は9位、同3位の松丸真幸は17位と出遅れた。
 女子1位は田中敬子(沖縄)。田中は男子選手に混じって総合でも10位。
 3度目の優勝を狙う酒井絵美は田中に6分遅れでスイムアップした。
 1520人が時間内に岸に上がり、8人がリタイアした。 
 

バイク(155㌔)  ユン、圧倒的走り/外国人選手が上位独占


バイク

バイク

 バイクに強いユンが飛ばしに飛ばし、レース序盤から独走態勢を築いた。西内、松丸、河原ら日本人選手が追走する展開。女子は田中がトップで、男子選手の集団に混じり、前半は総合10位以内をキープした。バイクが得意の東夏海、優勝狙う酒井が追い上げた。
 ユンは1周目の狩俣購買店23㌔地点を快調に通過し池間島へ。
 70㌔地点(東平安名崎)ではさらにペースアップし、2位集団に約7分差を付けた。
 ユンは2周目に入っても速度は落ちず、来間大橋では2位ベンジャミン・ウイリアムズ(アメリカ)に約8分差。3位集団には約13分差と大差を付けた。
 ユンは一度も首位を譲ることなくフィニッシュ。2位ウイリアムズ、3位クロスと外国人選手が上位を独占した。
 4位西内、5位アロシュン、6位戸原開人。松丸は8位、河原は12位。


ラン(42・195㌔) ウイリアムズが逆転V/女子田中、首位ゆずらず


ラン

ラン

 ランに移った直後、ユンにアクシデント。1㌔付近で体に異常を訴えてリタイアした。
 優勝争いは混とんとなり、ランはバイク2位のウイリアムズがトップで平良の市街地を抜け城辺線に入った。
 鏡原付近で戸原開人がウイリアムズを抜き首位に。3位は西内、クロスと続いた。
 戸原は1㌔4分を切るハイペースで歩を刻んだが、城辺加治道付近(12㌔)で西内にかわされた。
 女子は田中が快調に飛ばし、2位酒井、3位東が追う展開。
 西内は保良折り返し後、ウイリアムズに首位を明け渡すとズルズルと後退。ウイリアムズは1㌔4分30秒前後の安定したペースを刻み独走態勢を築くとそのままゴールイン。初出場で節目の大会のタイトルを獲得した。
 2位は西内、3位戸原。
 女子は田中がスイムから一度もトップを明け渡すことなく初優勝。2位酒井、3位は松丸だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!