03/21
2026
Sat
旧暦:2月2日 先負 癸 春分
社会・全般
2010年9月25日(土)15:15

中秋の月(行雲流水)

 中秋の月は天候に恵まれまさに名月だった。例年通りシーシャ(獅子)がやって来た。いつもの年だと3、4頭は来たが今年は2頭だけだった。変わらないのはどれも二本足である。かつては二人一組で前方は獅子頭後方は尻尾を分担していた


▼そしてそれぞれはいかに本物の獅子に似せるか一体となって生身の獅子を演じていた。這(は)ったり跳ねたり頭を左右に振って威嚇したり。胴体に群がるハエを尻尾でたたき落としたりと演じる動作は生きた獅子そのものでなければならなかった

▼見てくれる大人の目を意識しての獅子舞ゆえ往時の子供たちは十五夜の2、3日前から近隣相集い先輩の指導助言のもと舞いの練習に懸命に励んだ。囃子(はやし)役も声の調整に努めた。だれも手抜きなどしなかった

▼昨今街中で見かける二本足獅子の場合訪れても舞うことなく大口を開いてただ恵みを待っている。十五夜の風物詩シーシャは今や悲しくも小遣いかせぎへと様変わりしている。時勢であり子供たちに非はないはず

▼核家族化が深化し地域の風習を引き継ぐ知恵袋たる祖父母との生活接点が乏しくなっている子供たちにとってこれら風習について日常的に学び体験するきっかけを見い出すことは容易ではないからである

▼少子化と高齢化が不均衡に進んでいく今日社会にあっては先人の知恵の世代間伝承そのものも容易ではないようだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

2026年3月17日(火)9:00
9:00

「サンゴの楽園」シーズン到来

観光協 来月5日に海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月5日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。本格的なマリンレジャーシーズンの到来で、海びらき会場では盛りだくさんのプログラムで市民や…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!