02/04
2026
Wed
旧暦:12月16日 先負 戊 
政治・行政 産業・経済
2014年4月24日(木)9:00

仲原ダム止水壁213㍍発注

着工6年目に入り本格化


削孔機(写真)で地下の石灰岩を砕きセメントミルクを注入する最先端の止水壁築造技術は世界から注目を集めている(資料写真)

削孔機(写真)で地下の石灰岩を砕きセメントミルクを注入する最先端の止水壁築造技術は世界から注目を集めている(資料写真)


 宮古伊良部農業水利事業所(井川範彦所長)が進める第2期国営地下ダム事業は2009年度の着工から6年目に入り、工事が本格化した。22日には飛島建設(本社神奈川県)・太名嘉組(本社那覇市)共同企業体が仲原地下ダム=城辺仲原=の止水壁工事(延長213・3㍍)を5億6900万円(消費税抜き)で落札。今年度は30億円の予算を組み、仲原ダムの水を伊良部島に送る宮古吐水槽(ファームポンド)の野原岳での着工や送水路の敷設工事などを計画した。


 仲原ダム止水壁の2014年度末進ちょく率は、計画延長2350㍍に対し38%(893㍍)に達する見通しとなった。止水壁は13年度末までに582㍍を整備済み。14年度は今回の213㍍と、今後発注予定の98㍍を合わせて311㍍を築造する。

 伊良部への送水は、城辺の仲原ダムの水を野原の吐水槽にためて伊良部大橋を経由して、伊良部の牧山FPに自然流下させる設計。吐水槽は円筒形で直径は47㍍。高さが10㍍以上。貯水量は2万㌧以上になる見込みだ。海面から吐水槽の満水面までの計画標高は106㍍と高い。吐水槽は15年度中に完成させる。伊良部島への試験送水は17年ごろになる見込みだ。

 仲原地下ダムから宮古吐水槽(野原岳)に水を通す「伊良部送水路」の工事2・4㌔と、宮古吐水槽と伊良部島を結ぶ伊良部導水路工事329㍍は第1四半期(4~6月)に発注を予定。伊良部導水路工事は、今年度でほぼ完了する。 

 第2期地下ダム事業は宮古島における十分な農業用水の確保と、伊良部島での水利用農業の実現を目的に行う。13年度末までに事業費は約109億円を投じ、総事業費523億円ベースの進ちょく率は21%に達した。14年度末は26・5%を見込む。事業完了は20年度を目指す。

 同事業では仲原ダム(有効貯水量920万㌧)と保良ダム(同160万㌧)を新たに建設。既存の砂川(同680万㌧)と福里(同760万㌧)、皆福(同40万㌧)を合わた総有効貯水量は2560万㌧となり、現在の1・7倍に増える。
 受益面積は宮古7805㌶、伊良部1351㌶の計9156㌶となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年2月3日(火)9:00
9:00

乗り放題チケット販売開始へ

島内路線バス 24時間と48時間の2種類   島内のバス会社の路線バスが乗り放題となる周遊型MaaS(マース)チケット「宮古島周遊フリーパス」の販売を4日から開始する。周遊フリーパスは24時間と48時間の2種類。市や島内のバス会社などの関係者が2日、…

2026年1月27日(火)9:00
9:00

「虹コン」冬の宮古PR/市の閑散期対策事業

ファンとキビ絞りなど体験   アイドルグループ「虹のコンキスタドール」(虹コン、ディアステージ所属)は25日、ファンクラブツアーで宮古島を訪れ、オリジナルバームづくり体験やサトウキビ黒糖作り体験などを行った。下地の農場ではサトウキビを絞り、黒糖作りを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!