04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
社会・全般
2014年5月4日(日)9:00

「琉仁マブヤー1号」4連覇/多良間島ピンダアース



出場18頭が角をぶつけ合う激しい決闘を見せた=2日、夢パティオたらま南側会場

出場18頭が角をぶつけ合う激しい決闘を見せた=2日、夢パティオたらま南側会場

 【多良間】多良間方言で「ピンダ」と呼ぶヤギが角をぶつけ合って闘う第8回多良間島ピンダアース大会(主催・多良間村観光協会)が2日、同島の夢パティオたらまに隣接する広場で開催された。


重量級(体重70㌔以上)に6頭、中量級(同50~70㌔)に5頭、今回新たに設けた軽量級(50㌔未満)に7頭の計18頭が出場して決闘。この結果、重量級は知念正勝さんが所有する「琉仁マブヤー1号」が4連覇を達成した。中量級は清村隆男さんの「ヤギハチ号」が2連覇。軽量級は下地雅晴さんの「長山2号」が初優勝した。

 「ピンダアース」とは「ヤギの決闘」のこと。年に2回、5月と10月に開催している。特産品「たらまピンダ」をPRして観光振興につなげることが狙いだ。
 決闘が始まると観衆の視線はリングにくぎ付けになった。「ごつん」と大きな音を立てて角を激しくぶつけ合うヤギの攻防に熱狂した。

 決闘するヤギの姿は圧巻。後ろ足2本で立ち上がって威嚇し、そのまま相手の頭部をめがけて角を振り下ろす「マイダツ・脳天割り」という豪快な技を見せて会場を沸かせた。
 千葉県から観光で訪れた女性は「大きなヤギを見るのは初めて。ヤギの闘争心にびっくりした」と話し、多良間村が観光資源として誇る「ヤギの決闘」に出会えたことを喜んだ。

 地元の40代の男性は「今回は観光客も増え、ヤギの出場頭数も多くて迫力があった。次回もたくさんのヤギが出場してほしい」と大会の一層の盛り上がりに期待を寄せた。
 今回はヤギの鳴き真似大会も初めて行われた。村内の3人が出場し声を張り上げて、会場を笑いに包んだ。審査の結果、小学生が優勝して景品のヤギ汁をゲットした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!