愛鳥週間にちなみ６０点展示／市平良庁舎

展示された野鳥の写真を楽しむ市民＝１３日、市平良庁舎

　愛鳥週間にちなんだ野鳥の写真展（主催・宮古野鳥の会）が１３日から、市平良庁舎１階ロビーで開催され、市役所を訪れる市民たちの目を楽しませている。１６日まで。

　写真は宮古島で一年を通して観察できるズアカアオバトやヒヨドリなどの留鳥のほか、繁殖のために飛来するアカショウビン、サンコウチョウなどの夏鳥の写真約６０点が展示されている。写真はいずれも同会の会員が撮影した作品で、生き生きとした野鳥の姿が写し出されている。

　恩河光さん（平良西里）は写真を鑑賞しながら「宮古島にもこんなにいろいろな種類の鳥がいるのかと思った。見たことも出会ったこともない鳥たちで、色がとてもきれいだし、かわいい。自然の中で出会ってみたい」と感想を話した。

　また、５～８月ごろまでは野鳥の子育てシーズン。巣立ったばかりのひな鳥が、巣の近くの地面で見つかることも多いが、近くに親鳥がいる場合が多いので、拾って家に持ち帰らないようになどと注意を促した「ヒナを拾わないで」と書かれたチラシも会場に掲示されている。