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社会・全般
2014年5月23日(金)9:00

60年前の宮古写す

上野野原の基地に勤務/元軍人のダンガンさんが来社



60年ぶりに宮古を訪れ当時を懐かしんだダンガンさん(左)。右はダンガンさんの息子=20日、本社

60年ぶりに宮古を訪れ当時を懐かしんだダンガンさん(左)。右はダンガンさんの息子=20日、本社

 1954年当時に上野野原の米軍レーダー施設で働いていた元軍人がこのほど、宮古島市を訪れた。60年ぶりの来島で、20日には宮古毎日新聞社を訪れた。自身が撮影した当時の島の風景や住民などのカラー写真を見せ「自分の好きだった場所に戻ってきたような気がする」と話した。

 宮古を訪れたのは米国ペンシルベニア州に住むジョージ・ダンガンさん(80)。

 現在は航空自衛隊宮古島分屯基地になっているが当時は米軍の施設で、ダンガンさんはそこで1年間勤務した。その間、宮古のさまざまな風景をカメラで撮影したという。

 平良漲水港と見られる場所で荷馬車がたたずむ光景や、平良中心地と思われる通りに掲げられた映画の看板など、当時の風景を切り取った。

 また、公民館で子供たちと野球をしている米軍人や「レーダー施設の見学ツアーに大勢の人たちが訪れた」(ダンガンさん)様子、砂山ビーチで海水浴を楽しむ米軍人を撮影した写真もある。

 ダンガンさんは当時の宮古島の印象を「瓦屋根の家が多かった。米国の田舎の農家の風景に似ていた。宮古そばを食べたことも懐かしい」と振り返った。

 友人もたくさんいたと言い「その人たちとのつながりがほしい」と語った。


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