04/29
2024
Mon
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
社会・全般
2014年6月10日(火)9:00

「ハンセン病の正しい知識を」/宮古福祉保健所

市役所でパネル展


「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」の概要など紹介しているパネル展=9日、市平良庁舎1階ロビー

「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」の概要など紹介しているパネル展=9日、市平良庁舎1階ロビー

 「ハンセン病に関する正しい知識を普及する月間(6月)」の関連行事で、2014年度の「ハンセン病パネル展」(実施主体・宮古福祉保健所)が9日、市役所平良庁舎1階ロビーで始まった。期間は13日までの5日間。09年に施行された「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律(通称・ハンセン病問題基本法)」の概要や、同病が適切な治療で完全に治る病気であることなどを紹介している。

 ハンセン病問題は01年の国賠訴訟勝訴により大きな前進があったもののその後、入所者らの社会からの孤立回避や、良好な生活保障、偏見と差別の解消などが課題に指摘されるようになった。

 ハンセン病問題基本法は、同状況を背景に高齢化し社会復帰も難しくなった入所者たちの療養所での生活を保障する施策を明示している。

 同展では沖縄独自のハンセン病対策の特徴も示した。沖縄では琉球政府時代の1962年から隔離することなく在宅のままで治療する「外来治療制度」を50年余り実施した。本土の隔離政策の廃止(96年)より沖縄では34年早く、問題の根源となった同政策が廃止されていたことになる。

 沖縄における人口10万人当たりのハンセン病患者は、65年ごろには20人近くいたが、05年にはゼロになった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!