12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 社会・全般
2014年6月11日(水)9:00

なかばり振興協に100万円/宮古島市

地域活性化のモデルに


補助金決定通知書の交付を受けた「なかばり益々ぷからす振興協議会」の上里会長(中央)。左は市生活環境部の平良部長、右は仲原自治会の上里会長=10日、宮古島市役所平良庁舎

補助金決定通知書の交付を受けた「なかばり益々ぷからす振興協議会」の上里会長(中央)。左は市生活環境部の平良部長、右は仲原自治会の上里会長=10日、宮古島市役所平良庁舎

 宮古島市は10日、「100年後も存続」を合い言葉に活動を続けている城辺仲原地区の「なかばり益々ぷからす振興協議会」(上里勝彦会長)に補助金100万円の交付を決めた。同協議会は仲原自治会と連携して空き缶収集や野菜の販売を行い、その収益を自治会の運営に役立てている。上里会長は「自治会費に頼ることのない自治会を確立したい」と話し、自立に向けて意欲を示した。

 今回の補助金決定は、地域活性化モデル地区支援事業の一環。地道な活動で地域活性化を図る同協議会をモデル地区に指定し、補助金交付団体に決めた。同協議会への交付は3年連続。

 同協議会は空き缶の収集と、トウガラシ、祝儀袋の販売活動を行っている。トウガラシは地域住民が栽培したもので、同協議会がこれを買い取り、別で売って収益を得ているという。

 これらの活動の成果は自治会費の負担軽減という形で表れている。同自治会は56世帯約130人の地域だが、12年度は1世帯当たり年間2000円、13年度は年間4000円も軽減することができたという。

 補助金交付通知決定書を交付した市生活環境部の平良哲則部長は「これからも100年後の存続を目指して頑張ってほしい。皆さんの活動が、ほかの地域にも波及していくことを期待している」と述べた。

 上里会長は「今年も自立心を持って活動を続けていきたい。自治会の皆さんの負担をさらに軽減できるように頑張りたい」と話して活動の充実を約束。新たな活動としてムイガーの有効活用などを挙げた。

 同席した仲原自治会の上里吉孝会長は「自治会としても協力し、地域の活性化を図りたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!