12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2014年6月29日(日)9:00

「いけばなライブ」を披露/一葉式いけ花

支所開設10周年記念で


「いけばなライブ」でステージ上に大がかりな生け花を作る家元の粕谷明弘氏(中央)と次期家元の粕谷尚弘氏=28日、マティダ市民劇場

「いけばなライブ」でステージ上に大がかりな生け花を作る家元の粕谷明弘氏(中央)と次期家元の粕谷尚弘氏=28日、マティダ市民劇場

 「一葉式いけ花」宮古島支所(斉藤葉彩支所長)の開設10周年を記念した特別公演「いけばなライブ 植 間(はな・はざま)」が28日、マティダ市民劇場で開かれた。同会家元の粕谷明弘氏と次期家元の粕谷尚弘氏が出演。2人は大勢の観客が見守る中、たくさんの宮古島の植物を組み合わせた作品でステージ上を彩った。

 同会による「いけばなライブ」は、生け手と観客が一緒になって花が生けられていく過程を共有するデモンストレーションで、同会では30年以上前から実施していて、海外公演も行っている。宮古島での公演は今回が初となった。

 何のセットされていないステージに登場した2人は、裂いた竹で編んだ大きなかご状のものに、さまざまな植物を生け、それを天井からつり下げると、続いては竹やつぼ、木材と竹を組み合わせた棚状のもの、「シンメー鍋」と呼ばれるサトウキビの絞り汁を煮込むための鍋など、さまざまなものを花器としてステージ全体に生けていった。

 2人の発想とアイデアで組み合わせられた大がかり生け花は、約2時間を掛けて完成。ステージ一面を彩る作品に、会場からは盛大な拍手が送られた。

 公演を前に、斉藤支所長があいさつに立ち、「下地高千穂に教室を開設し10年の節目を迎えることができた。励まし応援してくれた皆さんのおかげ。感謝している」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!