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社会・全般
2014年7月11日(金)9:00

伊良部学校統合協が発足

9月下旬までに場所選定へ/委員に委嘱状交付


宮國教育長(右)から委嘱状を受け取る委員=10日、伊良部公民館

宮國教育長(右)から委嘱状を受け取る委員=10日、伊良部公民館

 小中一貫校設置に向けた課題を討議する「宮古島市立伊良部、佐良浜小学校および伊良部、佐良浜中学校統合協議会」が発足。第1回協議会が10日、伊良部公民館で開かれた。26人の委員に宮國博教育長から委嘱状が交付されたほか、会長に元市議会議員の仲間明典氏を選出。市議会に設計委託費の計上を予定している9月下旬までに建設場所の選定を行うことなどを確認した。

 市教育委員会は6月の定例会で、学校規模適正化基本方針の一部を見直し、伊良部と佐良浜の小中学校を統合した小中一貫校を2017年度に開校させる方針を決定。併せて統合協議会の設置要項を可決し、今回、同協議会が発足した。委員の任期は16年3月31日まで。

 会長、副会長の選任では委員による協議の結果、会長に仲間氏、副会長に伊良部中学校PTA総務部長の長濱国博氏と佐良浜幼稚園保護者会長の與儀盛氏を選出。仲間会長は「地域にふさわし教育を整える千載一遇のチャンス。協議会メンバーとともに微力ながら頑張りたい」とあいさつした。

 同協議会活動について事務局は、▽小中一貫校の教育目標と地域としての学校への関わり▽校旗、校歌、校章など▽施設整備に関すること▽児童、生徒の通学手段と安全確保-などの課題について、協議会内に二つの部会を設置して討議することを説明。建設場所については、次回の協議会で事務局が提示する案を基に審議を行う方針で、事務局としては島の中心部を提案する考えを示した。設計委託費を市議会9月定例会に計上する予定であることから建設場所はそれまでに決定するよう求めた。

 教育内容実施スケジュールや小中一貫校の全体構想、系統的なカリキュラムなどを作成する教育の専門家らからなる「小中一貫校教育課程研究推進協議会(仮称)」を統合協議会とは別途、設立することも報告された。

 委員は次の通り。(敬称略)

 【事務局】奥原一秀(市教育部長)【学校代表】砂川靖夫(伊良部小校長)▽平良満洋(伊良部中校長)▽砂川茂和(佐良浜小校長)▽根路銘敢(佐良浜中校長)【伊良部地区】山里英也(仲地自治会長)▽川満光則(佐和田行政連絡員)▽渡久山秀也(伊良部中PTA会長)▽川満則亮(伊良部小PTA会長)▽伊佐隆(伊良部幼稚園保護者会長)▽長濱国博(伊良部中PTA総務部長)=副会長▽富谷剛(伊良部小PTA校外指導部長)▽渡久山研悟(伊良部小PTA総務部長)▽親泊ゆかり(伊良部小PTA副会長)▽玉元万理子(伊良部小保護者)▽亀山明子(伊良部幼稚園保護者会長)【佐良浜地区】仲村淳(池間添1行政連絡員)▽友利真海(佐良浜中PTA会長)▽仲間誉人(佐良浜小PTA会長)▽與儀盛(佐良浜幼稚園保護者会長)=副会長▽川平拓海(佐良浜保育所PTA会長)▽中村裕也(佐良浜保育所PTA役員)▽洲鎌とも子(佐良浜保育所保護者)▽具志堅高子(佐良浜中PTA役員)▽仲間明典(元市議会議員)=会長▽大浦貞治(伊良部商工会会長)


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