12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
教育・文化 社会・全般
2010年9月29日(水)9:00

島の生活「とても楽しみ」/大阪の高校生274人来島

修学旅行で農家民泊/ぐすくべさるかの会


受け入れ農家と対面し「とても楽しみ」と感想を話した茨木西高校の生徒たち=28日、城辺農村環境改善センター前

受け入れ農家と対面し「とても楽しみ」と感想を話した茨木西高校の生徒たち=28日、城辺農村環境改善センター前

 大阪府立茨木西高校の生徒274人が28日午後、修学旅行のため来島した。同日はぐすくべグリーンツーリズムさるかの会の農家宅に民泊し、都会とは違う宮古島の農業や生活習慣を体感する。生徒たちは「この日を楽しみにしていた」と元気いっぱいの笑顔を見せながら来島。民泊先ではファームファミリーとの触れ合いを楽しんだ。さるかの会が今年度受け入れる修学旅行の学校と生徒数は24校6700人に上る。来年2月にかけて続々と来島する。


 茨木西高校の生徒は5年前にも修学旅行で来島しているが、当時はホテルに宿泊したため農家宅での民泊は今回が初めて。
 同校2年生の生徒は午後4時ごろに入島式が行われる城辺農村環境改善センター前に到着し、民泊先の農家から歓迎を受けた。


 さるかの会代表社員の野崎達男さんは「島の食事や農業、三線などいろいろな体験をしてもらいます。民泊を通して、宮古島の農家の皆さんといろいろな話をしてください。われわれも皆さんに宮古島の良さをたくさん紹介したい」と話した。
 生徒を代表して吉本拓斗君が「私たちはこの日をとても楽しみにしていました。ご迷惑をかけると思いますが2日間、どうぞよろしくお願いします」と受け入れ農家に感謝を込めて話した。


 この後生徒たちは民泊する農家宅に移動した。夜には各民泊先で触れ合いを楽しみながら郷土料理を堪能。会話を通して宮古島の歴史や文化、生活習慣なども学んだ。
 同校2学年主任の西良樹さんは「農作業などの体験活動を通して良い思い出を作ってくれると思う。家族との触れ合いも楽しんでもらいたい」と話し、農家民泊による生徒たちの健やかな成長に期待を込めた。


 同校生徒は来月1日まで滞在。29、30の両日は市内のホテルに宿泊しながら宮古島観光などを楽しむ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!