12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化 社会・全般
2014年8月23日(土)9:00

綱引きで笑顔の交流/板倉区と城辺の児童

綱引きを楽しむ新潟県上越市板倉区と城辺の子供たち=22日、西城小体育館

綱引きを楽しむ新潟県上越市板倉区と城辺の子供たち=22日、西城小体育館

 新潟県上越市板倉区と宮古島市城辺地区の児童交流事業2日目は22日、西城小学校体育館で行われた。板倉区4校の児童8人は、城辺地区の児童と綱引きをするなどして笑顔いっぱいの表情で交流を深めた。

 開会のセレモニーで宮古島市教育委員会の宮國博教育長は「小さな島だけど城辺地区の子供たちと仲良く遊んで楽しい思い出をたくさんつくってほしい」と板倉の児童を歓迎。「この機会を大切に、ずっと付き合いを続けてください」と末永い交流を期待した。

 板倉区の山部小学校の石黒明宏君は「中村十作さんや人頭税のこと、宮古島や沖縄の文化をしっかりと学びたいのでよろしくお願いします」と話した。

 ふれあいタイムに入ると西城小児童会長の下地麻菜夏さんが「楽しく過ごして仲良くなりましょう」と呼び掛け。同校児童が三線演奏とエイサーを披露して板倉の児童を喜ばせた。

 この後は全員で綱引きを楽しんだ。体を動かすことで緊張がほぐれた両地区の児童は、豊かな表情を見せて綱を引き合っていた。

 交流会を終えると高野漁港に移動し、海水浴で楽しい思い出をつくった。

 板倉区と城辺地区の交流事業は1994年にスタートした。明治時代、板倉出身の中村十作氏が宮古島の島民とともに人頭税廃止運動に立ち上がった功績を引き継ぐために始まった。

 互いに人材の育成を兼ねて実施しており、夏は板倉の児童が宮古島に、冬は宮古島の児童が板倉を訪問して交流を深めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!