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社会・全般
2014年8月28日(木)9:00

名称の募集要項など承認/伊良部佐良浜統合協議会

通学路の安全面要望も


小中一貫校の「校名」「愛称」の募集要項を決定した統合協議会=27日、伊良部公民館

小中一貫校の「校名」「愛称」の募集要項を決定した統合協議会=27日、伊良部公民館

 伊良部の小中一貫校設置に向け、各種課題を協議する「伊良部、佐良浜小学校及び伊良部、佐良浜中学校統合協議会」(仲間明典会長)が27日、伊良部公民館で開かれ、前日の第1、第2部会で協議した内容が報告されたほか、「校名」と「愛称」の募集要項案を承認し、9月1日から募集をスタートさせることを確認した。

 各部会からの報告では、第1部会が「校名」と「愛称」については広く市民から募集できる形にしたいとの要望や「小中一貫校」とは何かという共通理解が必要との意見が示された。

 また、第2部会からは、小中共用可能な施設として図書館▽体育館▽コンピューター室▽保健室▽特別活動室▽多目的室▽職員室▽食堂▽理科室▽音楽室▽家庭科室-として示された。

 小中で共用が不可と位置付けられた施設については「教育相談室」が年齢段階に応じた相談室が必要としたほか、共用可能施設として示されている「保健室」についても発達段階に応じた仕切り等の工夫が必要との意見が示された。

 また、地域共用施設として「図書館」が示され、地域の図書館としても利用する場合の職員の配置などの課題も示された。

 体育館の利用についてはB&G体育館閉鎖もあり、十分な配慮を求めているほか、施設の地域利用については窓口を学校ではなく別の部署にすることができないかについても投げ掛けている。

 そのほか、委員からは先進地への視察の必要性が示され、宮國博教育長も先進校の視察に積極的な姿勢を示した。

 保護者の代表からは10月に協議予定の通学方法についても意見が出され、スクールバスの必要性や安全面に対する積極的な取り組みなどが求められた。


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