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産業・経済
2014年9月26日(金)9:00

摘果で酵素ジュース/オルタナティブファーム宮古

マンゴーの付加価値PR


「ベビーマンゴーエッセンス」をPRする松本社長(前列左)と下地市長(同右)ら=25日、市役所平良庁舎

「ベビーマンゴーエッセンス」をPRする松本社長(前列左)と下地市長(同右)ら=25日、市役所平良庁舎

 農業生産法人オルタナティブファーム宮古(松本克也社長)がこのほど、宮古島産の未完熟マンゴー(摘果)を使った酵素ジュース「ベビーマンゴーエッセンス」の販売を開始した。海外を含めてすでに6000本を販売、各地で好評を博しているという。25日にジュースを試飲した下地敏彦市長は、マンゴーの高付加価値と可能性に期待を込めた。

 同社が商品の製造・販売の責任を担い、原料を供給するのは上地登さんら地元のマンゴー農家。コーラル・ベジタブルが製造し、パラダイスプランなどが販売を手掛けている。

 インターネット通販をメーンに、8月から島内外で販売を開始。これまで本土で3000本、島内で1000本、中国には2000本輸出しているという。

 下地市長を表敬した松本社長は「赤ワインの2培のポリフェノールを含有し、高い抗酸化力がある」と健康飲料としても評価が高いことを強調。その上で「宮古島産マンゴーのブランド化の一助になれば幸い。マンゴー農家の新しい収入源にもなると思う」と話し、これまであまり活用されてこなかった摘果の可能性をアピールした。

 下地市長は「摘果マンゴーを活用するという素晴らしいアイディアだ。宮古島産マンゴーの可能性がまた広がった。市民をはじめ内外の人に飲んでほしい」と話した。

 ベビーマンゴーエッセンスの島内価格は980円、島外は1180円(いずれも税抜き)。今年は1万2000本、来年は2万本の製造を予定している。


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