12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
政治・行政
2014年10月2日(木)9:00

労働災害を防げ/建災防県支部宮古分会

緊急パトロールを実施


建設業労働災害の増加を受けて緊急合同パトロールを実施する関係者=1日、宮古総合実業高校校舎建設現

建設業労働災害の増加を受けて緊急合同パトロールを実施する関係者=1日、宮古総合実業高校校舎建設現

 県内の建設業労働災害が増加していることを受け、建設業労働災害防止協会県支部宮古分会(長田幸夫分会長)は1日、緊急合同パトロールを実施した。市内建設現場に出向き、安全衛生対策が講じられているかどうかを厳しく調べた。

 労基署によると、県内の建設業における休業4日以上の死傷災害は8月末で112件、死亡災害は3件といずれも昨年の発生件数を上回っている。宮古地区でも重機の転倒や階段からの転倒など5件発生、前年のゼロから増加している。

 平良合同庁舎前で行われた出発式で、同分会の長田分会長は「(現場では)人命に関わる危険が常に付きまとう」と指摘。「現場を預かる代理人に対しては技術だけでなく、安全面でも手厚い指導を行うよう呼び掛けたい」と述べた。

 続いて宮古労働基準監督署の南隆功署長が「基本的な安全衛生対策が取られているか等を確認したい。機械設備の安全点検ほか安全作業、基本動作等のヒューマンエラー防止対策、熱中症対策についての点検もお願いする」と述べた。

 この後、宮古総合実業高校校舎建設現場に移動。墜落・転落や建設機械・クレーン等の災害防止対策が取られているかどうかを入念に調べながら安全衛生対策の充実を呼び掛けた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!