下地和彦さん最優秀賞/JA青壮年大会
「食と農と暮らしを守る」/活動実績発表で県代表に
第24回JAおきなわ青壮年大会がこのほど、名護市で開かれ、JA青年組織活動実績発表の部で宮古地区青壮年部の下地和彦さんが最優秀賞を受賞した。青年の主張の部に出場した西田研さんは優秀賞だった。下地さんは、「食と農と暮らしを守る」などとする原点回帰の青壮年部運営を訴えて高い評価を得た。
下地さんは、「南の島からのお便り」と題して発表した。JA常務との意見交換をはじめ農業青年との交流会、TPP、食育、農畜産物即売会など、宮古地区青壮年部としてのさまざまな活動を紹介し、その役割と意義を強調した。
下地さんは2日、青年の主張優秀賞の西田さんとともにJAおきなわ宮古地区本部を訪ね、新城武一郎本部長に受賞を報告した。
新城本部長は「2人の発表内容を確認したが、TPPや農政改革の課題まで捉えていて良かった。これからの農業をどうしていくかという意見もしっかり書き込まれていて皆さんの熱意を感じた」と評価。九州大会に出場する下地さんに対しては「沖縄県の代表として自信を持って頑張ってほしい」と激励した。
下地さんは「県大会で課題は見えた。九州大会では余裕を持って発表できるように準備をしたい。『目指せ全国!』の気持ちで頑張りたい」と決意を話した。