「鼓童」が宮古で公演
29日、マティダ市民劇場/実行委がPR
新潟県佐渡島を拠点に国内外で活動を行っている太鼓芸術集団「鼓童」の交流公演(主催・同公演実行委員会)が今月29日、マティダ市民劇場で開催される。実行委員会長を務める下地敏彦市長や実行委員の宮古島市文化協会のメンバーらが会見を開き、市民に対し多数の来場を呼び掛けた。
「鼓童」は12年前にも宮古島で公演を行っていて、今回は、市民から「ぜひもう一度、宮古島公演を実現させてほしい」との要望を受けた市文化協会が「鼓童」に働きかけた結果、実現する運びとなった。
交流公演とは、太鼓の魅力や太鼓を打つ楽しさを知ってもらうことなどが目的で、「鼓童」に在籍する約30人のメンバーから数人が出演する。今回は7人のメンバーで公演が行われる。
会見で下地市長は、「太鼓の音は心というより腹に響く。これをぜひ宮古の人に届けたいと思い、公演を開催することとなった。ぜひ聞いてほしい」と呼び掛けた。公演を共催する市教育委員会の宮國博教育長は「みんなで演奏を聞いて、感動を共有したい」、実行委員長を務める大城裕子市文化協会長は「一人でも多くの市民に太鼓の魅力を知ってもらいたい」との考えを示した。
公演は午後6時30分開演、開場は同6時。公演時間は途中休憩15分を含め約90分。料金は前売り券一般が2500円、高校生以下1000円、当日は一般3000円、高校生以下1500円。未就学児でも座席を要する場合は入場料が必要。全席自由。前売り券はTSUTAYA沖縄宮古島店、Booksきょうはん宮古南店、琉球COLLECTION叶、楽コレクション、市文化協会で発売中。
当日、公演終了後には伊良部島行きの無料チャーター船が運航する。
問い合わせは同協会(電話76・6708)まで。