宮総実は鑑定競技に出場

沖縄で初開催の日本学校農業クラブ全国大会＝２３日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

　【那覇支社】「南の島でバンミカセ（やってやろう）農クの魂　今こそ燃えろ」などを大会スローガンに、第６５回日本学校農業クラブ全国大会２０１４年度沖縄大会（主催・日本学校農業クラブ連盟など）が２２、２３の両日、名護、うるまなど県内４市の会場で開催された。「農業高校生の甲子園」大会は、沖縄で初の開催。　農業を学ぶ全国の高校生の代表約４０００人が沖縄に集い、県内からは宮古総合実業高校の２２人を含む４５人が参加した。

　２２日には農業に関する研究成果を披露する発表会や知識や技術を競い合う競技会が実施された。豊見城市の南部農林高校では農業鑑定競技会が開かれ、宮総実は９分野のうち農業や畜産、生活科学、食品科学、農業土木の５部門に出場。出題された４０問に真剣な表情で取り組み健闘した。宮総実の参加生徒は、選手・役員の誘導や会場警備などの大会運営にも当たった。

　２３日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された大会式典では参加者が一同に会し、成績発表や審査講評、最優秀賞の表彰などが行われた。