12/16
2025
Tue
旧暦:10月27日 赤口 己 
産業・経済
2014年10月28日(火)9:00

1万6000匹を放流/ハマフエフキ

シラヒゲウニは計画の20%/栽培漁業推進協議会


13年度の放流実績などを確認した栽培漁業推進協議会=27日、市役所平良庁舎

13年度の放流実績などを確認した栽培漁業推進協議会=27日、市役所平良庁舎

 宮古地区栽培漁業推進協議会が27日、市役所平良庁舎で開かれ、2013年度の放流・種苗実績が示された。ハマフエフキは計画を上回る1万6000匹を放流したが、タイワンガサミやシラヒゲウニは計画を下回った。シラヒゲウニは計画の20%にとどまった。

 同協議会は、漁業生産の安定と増産を目的とする団体で、栽培漁業の構想や計画を策定し、栽培漁業の円滑な推進と漁場の管理方式の確立を図る。宮古島市と多良間村、地区3漁協などで構成し、下地敏彦市長が会長を務めている。

 実績報告によると、ハマフエフキは1万2000匹の計画に対して1万6069匹を放流。佐良浜漁港や池間島北沖、多良間普天間港などに放した。

 25万匹を計画したタイワンガサミは8万2740匹にとどまった。親ガニの確保が遅れたことが要因。

 シラヒゲウニは稚ウニ7760個を放流。計画の20%にも満たなかった。県から購入する予定だった6万個が1・5万個と大幅に減少したことが原因。沖縄本島からの輸送中に多くのウニが死んだとされ、輸送の方法に課題を残した。

 ヒメジャコは3万500匹を配布、ヒレジャコは1500匹だった。

 これらの実績を確認した上で14年度の事業計画を策定。ハマフエフキは1万2000匹、タイワンガサミは10万匹、シラヒゲウニは3万個を放流する。

 この日の協議会では、時期的に不足するカツオ漁の生き餌を確保する方針も確認。サバヒーも生産する方向で研究を進める。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!