05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
社会・全般
2014年11月5日(水)9:00

菊之露に国税事務所長賞/泡盛鑑評会

15酒造場受賞


泡盛鑑評会で沖縄国税事務所長賞を受賞した菊之露の下地社長(右)と山内さん(左)=4日、那覇市内のホテル

泡盛鑑評会で沖縄国税事務所長賞を受賞した菊之露の下地社長(右)と山内さん(左)=4日、那覇市内のホテル

 【那覇支社】2014年度の泡盛鑑評会表彰式(共催・沖縄国税事務所、県)が4日、那覇市内のホテルで開かれ、宮古からは菊之露酒造の「菊之露VIPーGOLD」が沖縄国税事務所長賞を受賞し、下地勝社長に賞状が、製造責任者の山内豊彦さんに表彰状がそれぞれ贈られた。

 同鑑評会は泡盛の品質と製造技術の向上を図る目的で毎年開催され、今年で42回目。10月1、2の両日に北那覇税務署などで品質評価会が行われた。沖縄国税事務所主任鑑定官が「古酒の部はおだやかな古酒香や、まろやかな味わいを持った個性豊かな酒が数多く見られた」と審査報告した。

 今年度は「古酒の部」に39酒造場から69製品、「一般の部」に32酒造場から45製品が出品され、15銘柄に沖縄国税事務所長賞、その中から5銘柄に県知事賞が贈られた。

 沖縄国税事務所の橘光伸所長は式辞で「皆さんの尽力により、泡盛は重要な地場産品の地位を確立し、今や沖縄の製造業のけん引力を担うまでになった。これまでの取り組みに敬意を表する」と、仲井真弘多知事(代読・川上好久副知事)は「今後とも多様化する消費者ニーズに合った商品開発など、消費者に愛される泡盛造りに励まれるよう期待したい」と述べた。

 来賓の沖縄総合事務局の河合正保所長、県商工会議所連合会の國場幸一会長(代読・上間優理事)の祝辞の後、受賞者代表で瑞泉酒造の佐久本学社長が謝辞を述べた。

 表彰式の後、下地社長は「今年の受賞で4年連続となる。これに甘んずることなく今後も研さんと販売、宣伝に力を入れていきたい」、山内さんは「本当にうれしい。温度管理などまだまだ勉強の繰り返し。これからも良い酒造りに頑張りたい」と、それぞれ語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!